2013年 の投稿一覧

フコイダンで胃の健康を保つ

ストレスや食生活などの原因により、胃が重く感じたり、いつもシクシクとした痛みがあったり、現代は、胃に不快感を覚える人が増えているといわれています。そして、その結果、やはり胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍といった胃の疾患になる人も増えます。

フコイダンはこうした胃の症状にも効力を発揮することがわかっています。胃の粘膜に吸着して胃を保護する働きがあります。さらに、胃の粘膜を刺激して、炎症部分に働きかけ修復する効果があるのです。

胃炎や胃潰瘍の原因だとされているのは、ストレスや乱れた食生活以外にもあります。それは、人体に有害なピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ菌)と呼ばれるものです。この名前を聞いたことがある人はたくさんいるでしょう。

ピロリ菌は、ふだん、胃の粘膜に住み着いていて、粘液の下に潜り込んでいます。人の胃の中は、PH(ペーハー)1~2でとても強い酸性なので、普通の菌は生きていくことができません。ところが、このピロリ菌は、胃酸を中和する酵素の『ウレアーゼ』を発生させることができ、生き残れるのです。

ピロリ菌に感染すると、急性または慢性の胃炎、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などさまざまな胃腸障害を引き起こします。これらの障害を起こすとされる原因にはいろいろな説があって、はっきりとはわかりませんが、ピロリ菌が胃に何らかの影響を与え、胃を守る粘膜の機能を低下させ血流を悪くし、防御機能を弱めることによって、胃は胃酸などによるダメージを受けやすくなるのです。

フコイダンは、ピロリ菌を除去し、それとともに胃の壁に付着するのを防ぎます。また、潰瘍になってしまったとしても、フコイダンの摂取によって治りが早くなることもわかっています。そして、研究によると、胃の中のピロリ菌を駆除することで、胃がんの70~80パーセントくらいは予防することができる可能性もあるそうです。

ピロリ菌の感染率を世界的にみると先進国より発展途上国のほうが高いそうですが、日本人はなぜか感染率が高く胃がんでの死亡率も高くなっています。これはまさしくピロリ菌の影響だと考えられているので、フコイダンによるピロリ菌の除去で、これらの確率を低下させることが望まれます。

上質なフコイダン 全分子フコイダンエキス

フコイダンで花粉症を改善

春先になると毎年のように、花粉症のつらい症状に悩む人が多いと思います。花粉症にかかる人は年々増加し、日本人の20~30パーセントもの人が花粉症であるといわれています。

花粉症は、スギやヒノキなどの樹木の花粉によってさまざまな症状を引き起こす、アレルギー疾患のひとつです。花粉症の症状といえば、鼻がむずむずしたり、くしゃみが止まらなくなったり、目の充血やかゆみなど、その症状は、とてもつらいものなのです。

このような花粉症などのアレルギーというのは、私たちの体内に侵入してきた異物に対し、からだの免疫機能が過剰に反応してしまうことによって生じます。

花粉症の場合、花粉が体内に入ると免疫細胞は花粉を排除しようとして抗体をつくります。それは『IgE抗体』といわれる物質です。このIgE抗体は、私たちの鼻や目にある肥満細胞を覆うように結合するのですが、再び花粉が体内に侵入してくると花粉と結合して、肥満細胞はヒスタミンを放出します。

ヒスタミンというのは、体内に入ってきた毒素によって活性化され、かゆみや痛み、腫れ、アレルギー症状を起こす原因となる物質です。ヒスタミンが作用し、体内に入り込んだ花粉を体外へ出そうとして、くしゃみや鼻水、涙といったいろいろな症状が発生します。

従来、花粉症の症状を抑えるために行われているのは、ヒスタミンの作用を抑制する予防法で、これが第一の治療法だとされていますが、実は症状を一時的に抑えるだけの対処法なのです。

フコイダンは、アレルギー症状のもととなるIgE抗体の発生を抑え、花粉症の症状を改善することがわかっています。IgE抗体自体の発生を防ぐ、ということは、原因となるヒスタミンも発生しないということで従来の予防法とは全く違います。そもそも免疫機能のバランスが崩れることで花粉症にかかりますが、フコイダンには免疫のバランスを調整する働きがあります。

また、フコイダンがアレルギーに関連のあるヒアルロニターゼという酵素を抑制することもわかっています。このようにして、フコイダンは、花粉症をはじめ、さまざまなアレルギー症状を撃退してくれるのです。

上質なフコイダン 全分子フコイダンエキス

フコイダンの効能はガンの抑制だけじゃない

フコイダンは、ガン細胞に対して

  1. アポトーシス
  2. 免疫力の増強
  3. 血管新生の抑制

これら3つの点でとても大きな力を発揮し、ガン細胞を消滅へと誘導してくれることが、これまでにわかりました。

しかし、フコイダンは、このガン細胞を抑制することだけでなく、それ以外にもさまざまな効能をもっているのです。ガン患者だけでなく、たくさんの人たちにフコイダンの摂取を推奨する医師もいるそうですが、それは、フコイダンが、多くの人が悩んでいる生活習慣病やアレルギー疾患などのいくつかの症状に対し有効だからです。

フコイダンには主に、次のような薬理作用があることが明らかになっているのです。

  • 免疫賦活作用・・・自然免疫を活性化して抵抗力を増強します。免疫力がアップして、ガン以外の病気にもかかりにくくなります。
  • 抗ウイルス・抗菌作用・・・風邪をはじめとするウイルスや病原菌に対しての抵抗力が上がります。
  • 抗アレルギー作用・・・アレルギー物質に対して抵抗力が強くなります。
  • 抗酸化作用・・・体内で発生する活性酸素を抑制します。
  • 抗ピロリ菌・抗潰瘍作用・・・ピロリ菌や潰瘍が発生するのを防いで胃を健康にします。
  • 血液凝固阻止作用・・・血液を固まりにくくして血栓の防止に役立ちます。
  • 整腸作用・・・おなかの調子を整えて便秘を改善・解消します。
  • 血糖上昇抑制作用・・・血糖値が上昇するのを防ぎ糖尿病を予防します。
  • 肝機能向上作用・・・肝臓の機能を正常にし向上させます。
  • 肌の保湿作用・・・優れた保湿作用があり、美しい肌を保ちます。

これらのことから、私たちが健康を保つうえで、フコイダンが有効であることがわかります。